思い出の味
私は3世代同居家族でした。私たち兄弟、両親、祖父母。
豆腐屋を自営でやっていたので、両親は朝早くから仕事、夜も早めの就寝してました。なので朝は祖母が朝食の用意、夜もたま〜に夜食?を中高学生の時作ってくれた思い出が。
自家製紅生姜を刻んでご飯と混ぜたおにぎり、フライパンのサイズの大きなホットケーキが思い出。
母は、朝が忙しくても遠足なんかの弁当は一応作ってくれてました。うちは卵焼きが砂糖の入った甘い味付けなんですが、急いで作るため強火で作るから毎回焦げのある卵焼きでした。なので、子供心に自分がお母さんになったら綺麗に卵焼きが焼けるようになりたいな〜なんて思ったりした。
豆腐屋だったせいもあり、母の作ったお稲荷さんは好きでした。これも甘めの味付け。今は自分でも作ります。
で、卵焼きといえば、
高校の時、友達のお弁当にいつも綺麗に巻いてある卵焼きが入ってまして、
いつかおばさんにつくり方教わりたいわ!と友達に言ってたんですよ。
ある日、お弁当の時になり、友達が、「(私が)つくり方を教わりたいってお母さんに言ったら実はこの卵焼き・・・・」
と話し始め
冷凍の卵焼きだったんだって・・・とおばさんの告白に友達も衝撃を受けてた。
卵焼きも冷食であるなんて・・・と友達と驚いたな〜
今は、たまに失敗しますが、毎日お弁当には卵焼き入れてます。残念なのが夫は甘いのが苦手なので甘い卵焼きを作れてないってこと。
あ、うちの婆さんの卵焼きは青ネギが刻んで入ってました。